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あおり運転対策…自動車保険は役に立つ?付けるべき補償内容は?

 

最近異常に増えてきた…というか事件として表面化することが増えた「あおり運転」。

 

煽りの被害者になるのは本当に怖いことですが、対策として自動車保険は役に立つのか気になりませんか?

 

と同時に、今入っている自動車保険の補償内容は問題ないのか。。。などなど。

 

この辺についてサクッと3分ほどで理解できる解説をさせていただきます。

 

あおり運転で被害にあった場合に補償される内容と金額

マジ?加害者側からの補償は一切なし

 

まずびっくりなのが、煽り運転をした加害者が加入している自動車保険は役に立ちません。

 

というか、煽り運転するような人物が保険に入っているかどうかも怪しいですが…

 

もし相手が加入していたとしても、「故意による事故は補償対象外」という免責事項に抵触してしまうんですね(^_^;)

 

よく考えてみてください。

 

わざと行った煽り運転で発生した事故の補償を、保険会社がすると思いますか?

 

それがオッケーであれば、喧嘩っぱやい人の加入は全て断らないと成立しません。

 

でも現実的にそんな性格診断はできませんからね。

 

被害者であるあなた自身の自動車保険からは補償される!

 

煽り運転加害者からの補償は無いとは言え、あなた自身がちゃんと自動車保険に入っていれば補償は受けられます。

 

こっちの保険を使うんじゃねー!って感じもしなくはないですが、金銭的な部分で身を守るならこれが一番です。

 

但し、補償内容として以下の2つを付帯しておくことが必須ですよ!

 

  • (自分や同乗中の方への)人身傷害補償
  • (自分の車への)車両補償

この2つの補償は、自動車保険に入っている方であれば基本的に付けているのではないかと思います。

 

そして肝心の補償額なんですが、この上限についても決まっています。

 

というか、自動車保険加入時にあなた自身が決めているはず。

 

保険証書等をひっぱり出してきて、ぜひ補償内容欄をチェックしてみてくださいね。

 

私(我が家)の場合は一人につき最大3,000万円まで、です。最高だと2億にもできますが、さすがにそこまでの補償は要らないと思います(^_^;)

 

等級が下がってしまう問題について

 

一般的な事故では、補償を受けてしまうとそれによって翌年の保険料が上がってしまいます。

 

これは等級が下がってしまうからですね。

 

※こちらに非が無い場合でも補償を受けると等級は下がるのが普通です。

 

ただし、煽り運転被害者の場合の「人身傷害補償」適用では等級は下がりません。

 

いわゆる「ノーカウント事故」になるので、次回更新の時も悪影響は出ないんですよね。

 

ですが「車両補償」を使ってしまうと等級は下がります。

 

もし等級を下げたくない場合は、(保険料は上がりますが)「車両損害の無過失事故に関する特約」を付帯することにより、ノーカウント事故扱いにすることが可能となりますよ。

煽り運転対策なら「弁護士費用等補償特約」はおすすめ

あおり運転に限らず、こちらに過失がない事故(もらい事故など)の場合、自分が契約している自動車保険のスタッフによる各種交渉は使えません。

 

あくまでもこちらに1割でも過失がある場合に使えるルールなんですね。

 

なので、加害者である相手に対して民事上の賠償請求がスムーズにできません。

 

※自分でできる方であればいいですが、そんな人はほぼいないでしょう(^_^;)

 

こういう場合を想定して付けたい特約が「弁護士費用等補償特約」です。

 

ここまでの説明からも予想できると思うんですが、これがあればこちらが全く悪くない事故でも弁護士に相手との交渉をしてもらえるんです。

 

それも無料で!

 

もしこの特約を付けておらず、自腹で弁護士を雇うことになると、その費用だけでかなりに出費になります。

 

相手から賠償金額を回収しても、結局は費用相殺されて手に残るお金はかなり目減りしてしまうことも十分に考えられますからね…。

 

事故を起こすよりも、事故られる可能性が高いと思うならぜひ

 

あおり運転される可能性は低いと高をくくって「弁護士費用等補償特約」を付けないのは持ったないと感じます。

 

というのも、普段の運転中にもらい事故をされた場合、その時の交渉にこの特約は大いに役立つからです。

 

私の場合、以前受けたもらい事故では相手方の保険会社の補償をしっかり受けたので特に問題はなかったです。

 

ですが納得のいかない賠償内容を提示してこないとも限りません。

 

そんな時にこの「弁護士費用等補償特約」を行使し、相手方の自動車保険会社スタッフと交渉を進めてもらいましょう。

 

 

 

私の実例!おとなの自動車保険で、あおり運転まで想定した契約内容

では最後に、私が契約している自動車保険である「おとなの自動車保険」を例に内容をお見せしたいと思います。

 

私の場合はごく一般的な既婚男性。

 

妻と子供2人という家族構成。

 

車でたまに旅行にも行ったりしますが、あおり運転の被害に会う可能性はちょっとだけ考えつつ、保険料を限界まで抑えた感じにしていますよ。

 

被害者になっても人身傷害で1人3,000万円まで補償

 

煽り運転で一番怖いのは人身傷害ですが、この場合、最大で1人当たり3,000万円まで補償が受けられます。

 

これは車内で私の家族が被害を受けた場合、その全員が対象になります。

 

3,000万円という補償は一番少ない額でした。もっと補償金額を増やすことも可能ですよ。(その分、保険料はアップしますが)
尚、「搭乗者傷害特約」は付けていません。

 

「搭乗者傷害特約」を付けると実際の損害に関係なく一定額がもらえる仕組みですが、保険料が上がることと天秤にかけた場合、これは不要と判断しました。

 

「人身傷害」により、損害を受けた分をカバーできればそれで問題ないかな、という判断です。

 

車両保険もやや控えめに、保険料節約の方向性

 

もし煽り運転されて、我が家の車に被害が出た場合。

 

自己負担額は20万円とし、残りを補償してもらう内容にしました。

 

自己負担額が0円だとその分保険料もそれなりに上がりますし、その辺のバランスを考えたつもりです。

 

また「車両無過失事故に関する特約」も有効なので、こちらに非がない事故で車両保険を使う場合でも等級は下がりません。

 

★保険料は年間で3万円未満

 

正直なところ、私の自動車保険は煽り運転被害をがっつり想定!というものにはしていません。

 

それよりも、こちらに過失がない「もらい事故」にあって、且つ相手の運転手がやばい感じの人でも最低限の補償が受けられる節約設計です。

 

そもそも事故にあう可能性って高くないですし、現にこれまで事故られたのは1回だけ。

 

そのためだけに高い保険料を払うのは馬鹿らしいなと。

 

ですが納得できる最低限の補償内容で年間3万円以下に収まっているのは通販型自動車保険の素晴らしい点だと思います。

 

トヨタや日産などのディラー型保険だとかなり高いですし、人によっては見直しをしたほうが良い場合も多いと思いますよ。

 

あおり運転や向こうが一方的に悪い事故って防ぎきれませんよね(^_^;)

 

これを機に、ご自身の自動車保険の内容の再チェック、そして通販型にするだけでグッと安くなるので保険自体の見直しもされると良いとでしょう。

 

私は日産ディーラーで入った損保ジャパンから、大人の自動車保険の乗り換えました。

 

あおり運転被害にあっても、自分の保険を使って家族を守れるようにし、保険料は年26,810円です。

 

この方法、どうぞ真似しちゃってください。

 

参考:大人の自動車保険で3万円切り!私の口コミ体験記

 

 

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